暮らしに、沖縄の色と風を — 染色工房「カタチキ」の紅型扇子

暮らしに、沖縄の色と風を — 染色工房「カタチキ」の紅型扇子

扇子を開くと、鮮やかな色と模様がぱっと広がります。
手に取ってあおげば、心地よい風がふわり。

沖縄の植物・月桃を生かした月桃紙に、紅型の彩りを重ねた扇子です。

 

日々の風景から生まれる、カタチキの紅型

手がけたのは、沖縄で染色工房「カタチキ」を営む紅型作家・崎枝由美子さん。

幼い頃から琉球舞踊に親しみ、衣装を通して紅型と出会った崎枝さんは染色を学び、紅型の伝統的な技法を受け継ぎながら、今の暮らしにすっとなじむものづくりを続けています。

カタチキの紅型に描かれるのは、沖縄の植物や花、暮らしのなかで目にする風景など、崎枝さんの身近にあるもの。

沖縄の明るい光を思わせる色づかいや、のびやかな模様は、伝統の美しさがありながら、どこか親しみやすさを感じさせてくれます。

 

季節を問わず、バッグに一本

そんな紅型と組み合わせたのが、沖縄で古くから親しまれてきた植物、月桃を生かした「月桃紙」です。

自然素材ならではの素朴でやさしい風合いがあり、よく見ると感じられる繊維の表情も月桃紙ならでは。そのやわらかな質感が、紅型の鮮やかな色彩をやさしく引き立てます。

扇子というと夏のイメージがありますが、季節を問わず、バッグに一本入れておくと意外と重宝するもの。

暖房の効いた室内や電車の中、旅先や食事の席など、少し暑いと感じたときに、さっと取り出して使えます。

小さくたためて持ち歩きやすく、開けば紅型の鮮やかな色と模様が広がるのも、この扇子の楽しみのひとつです。

洋服にはもちろん、着物や浴衣など和の装いにも。
季節や装いに合わせながら、一年を通してお楽しみいただけます。

ご自身の一本としてはもちろん、大切な方への贈りものにも。

沖縄の色と心地よい風を、いつもの暮らしのなかでお楽しみください。

 

フォトライター:舘 幸子

 

手染め紅型月桃紙扇子 百日紅ピンク

手染め紅型月桃紙扇子 百日紅ペールブルー

 

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